%Z
の基本問題
1,
容量20[kVA]で6kV/200V、の単相変圧器において、二次側を短絡して一次側より定格電流を流すと、変圧器入力端子電圧が300[V]となった。この変圧器の%Z(パーセント・インピーダンス)を求めよ。解答例
一次側から見たインピーダンスを
z、一次側定格電流をI、端子電圧をVとすると、インピーダンス電圧
Iz=300[V]となるので、%Z=Iz/V
×100=300/6000×100=5[%]
2,
容量30[kVA]で6kV/200V、%Zが4[%]の単相変圧器において、一次側から見たインピーダンスZを求めよ。解答例
一次側の定格電流
I[A]はI=30/6=5[A]よって、一次側から見たインピーダンスは
%Z=IZ/V×100より、Z=V/(I
×100)×%Z=6000/(500×100)×4=48[Ω]
3,
容量5000[kVA]、20kV/6kVの単相変圧器において、一次側を短絡して二次側より定格電流を流すと、二次側端子電圧が120[V]となった。この変圧器の%Zを求めよ。解答例
%Z=Iz/V
×100=120/6000×100=12[%]
4,
容量300[kVA]、6.6kV/400V、%Z=6[%]の単相変圧器において、一次側から見たインピーダンスZ1と二次側から見たインピーダンスZ2を求めよ。解答例
@
一次側の定格電流I1は、I1=300/6.6=45[A]よって、
Z1=6600/(45×100)=8.8[Ω]A
二次側の定格電流I2は、I2=300/0.4=750[A]よって、
Z2=400/(750×100)×6=0.032[Ω]
5,
容量50[kVA]、6KV/200V、%Zが4.5[%]の単相変圧器を150[kVA]に換算すると%Zはいくらになるか。解答例
4.5
×150/50=13.5[%]
6,
容量100[kVA]、6KV/200V、%Zが5.0[%]の単相変圧器と、容量150[kVA]、6KV/200V、%Zが8.0[%]の単相変圧器を並列運転した場合の合成%Zはいくらになるか。解答例
100[kVA]
の%Zを150[KVA]に換算すると、5
×150/100=7.5[%]よって、
7.5[%]と8[%]が並列接続になるので、7.5
×8/(7.5+8)=3.9[%]
7,
容量100[KVA]、6.6kV/400V、%Zが5.0[%]の単相変圧器の二次側を短絡した場合の一次側短絡電流を求めよ。解答例
一次側定格電流
I1nはI1n =100/6.6=15[A]
よって、一次側短絡電流
I1sはI1s =15
×100/5=300[A]
8,
容量100[KVA]、6.6kV/400V、%Zが5.0[%]の三相変圧器の二次側を短絡した場合の一次側短絡電流を求めよ。解答例
P=3(1/2)V1nI1n
より、I1n=100/(3(1/2)
×6.6)=8.7[A]短絡電流
I1s=8.7×100/5=170[A]
9,
容量20[kVA]、6.6kV/400V、%Z=5[%]のA変圧器と、容量30[kVA]、6.6kV/400V、%Z=6[%]のB変圧器を並列運転して、基準容量25[KVA]に対する合成パーセントインピーダンスは幾らか。解答例
A
変圧器の%Zを25[kVA]に換算すると、5×25/20=6.3[%]B
変圧器の%Zを25[kVA]に換算すると、6×25/30=5.0[%]これらを並列運転すると
5×6.3/(5+6.3)=2.8[%]別解
下図の両変圧器の合成容量が25[kVA]となる%Zを求めると
20×%Z/5+30×%Z/6=25
4%Z+5%Z=9%Z=25
%Z=25/9=2.8[%]

10,
容量10[kVA]、6.6kV/400V、%Z=4[%]のA変圧器と、容量8[kVA]、6.6kV/400V、%Z=5[%]のB変圧器の二台を運転して供給できる最大負荷の容量を求めよ。解答例
先ず、
%Zの小さいA変圧器が定格運転に至る。%Z
と容量の関係をグラフにすると、
図より、
A変圧器とB変圧器の合成容量が最大になるのは、B変圧器の%Zが4[%]のときになるので、この時のB変圧器の容量をVB[kVA]とすると、4=5
×VB/8VB=32/5=6.4[kVA]
よって、最大容量
PmはPm=10+6.4=16.4[kVA]