原発の基本問題

1, 天然ウラン中に含まれるウラン235の量は0.7[%]である。天然ウラン1[t]に含まれるウラン235の量はおよそ何[kg]か。

解答例

1[t]=1000[kg]

1000[kg]×0.7×10-2=103×0.7×10-2=0.7×10=7[kg]

 

2, 天然ウラン中に含まれるウラン235の量は0.7[%]である。ウラン2351[kg]得るために必要な天然ウランはおよそ何[t]か。

解答例

1[t]=1000[kg]

よって、1[kg]=10-3[t]

必要な天然ウランの量をW[t]とすると、

W=10-3/(0.7×10-2)=1/7=0.14[t]

 

3, 天然ウラン1[kg]に含まれるウラン235によって発生するエネルギー[kWh]は。ただし、天然ウラン中に含まれるウラン235の量は0.7[%]で、1[g]のウラン235が全部核分裂を起こすものとした場合、このウラン235から発生するエネルギーを8.2×1010[Ws]とする。

解答例

天然ウラン1[kg]に含まれるウラン235の量は

1000[g]×0.7×10-2=7[g]

7[g]のウラン235で発生するエネルギーは

7[g]×8.2×1010[Ws/g]=57×1010[Ws]=57×107[kWs]

これを[kWh]に換算すると

57×107[kWs]/(36×102)=1.6×105[kWh]

 

4, 天然ウラン2[t]中に含まれるウラン235によって発生できる電力[kWh]は。ただし、原発の熱効率を33[%]、天然ウラン中に含まれるウラン235の量は0.7[%]で、このウラン235から発生するエネルギーを9×1010[Ws/g]とする。

解答例

天然ウラン2[t]中に含まれるウラン235に含まれる量は、

2×106×0.7×10-2=1.4×104[g]

このウラン235の発生するエネルギーは1.4×104[g]×9×1010[Ws/g]=13×1014[Ws]

この内、電力に変換されるのは33[%]であるので、

13×1014[Ws]×33×10-2=43×1012[Ws]=430×109[kWs]=430×109[kWs]/3600=12×107[kWh]

 

5, 100[MWh]を発生するために必要なウラン235の量[g]は。ただし、原発の熱効率を33[%]、天然ウラン中に含まれるウラン235の量は0.7[%]で、このウラン235から発生するエネルギーを9×1010[Ws/g]とする。

解答例

100[MWh]=108×1[Wh]=108×3600[Ws]=36×1010[Ws]

これだけの電力を発生するためにウラン235から得なければならないエネルギーは

36×1010[Ws]/0.33=110×1010[Ws]

これだけのエネルギーを得るために必要なウラン235は、

110×1010[Ws]/(9×1010[Ws]/g)=12[g]

 

6, 出力5000[MW]の原発を10年間連続運転するために必要なウラン235の量[t]は。ただし、原発の熱効率を33[%]、天然ウラン中に含まれるウラン235の量は0.7[%]で、このウラン235から発生するエネルギーを9×1010[Ws/g]とする。

解答例

5000[MW]10年間出力した場合の出力電力量は

5×109[W]×10×365×24×60×60=1.6×1018[Ws]

これだけの電力量を発生するために必要なエネルギーは

1.6×1018[Ws]/0.33=4.8×1018[Ws]

このエネルギーを出力するための必要なウラン235の量は

4.8×1018[Ws]/(9×1010[Ws/g])=5.3×108[g]=5.3×102[t]=530[t]

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