変圧器容量の基本問題

1, 容量50[kVA]の単相変圧器三台をΔ結線で運転中、一台が故障したため残りの二台をV結線で運転した。Δ結線とV結線の容量を求めよ。

解答例

Δ結線の場合、50[kVA]×3=150[kVA]

V結線の場合、50[kVA]×3(1/2)=87[kVA]

 

2, 三相の負荷容量170[kVA]に変圧器をV結線で供給するために必要な変圧器の容量は。また、Δ結線にすると変圧器の容量は幾らか。

解答例

V結線の場合、3(1/2)VI=170 VI=170/3(1/2) =100[kVA]

Δ結線の場合、170/3=57[kVA]

 

3, 三相負荷容量50[kVA]と単三負荷20[kVA]に供給する変則V結線変圧器の容量は。

 

解答例

専用変圧器の容量 3(1/2)VI=170

VI=50/3(1/2) =30[kVA]

共用変圧器の容量 30+20=50[kVA]

 4, Δ方式で三相負荷容量50[kVA]と単三負荷20[kVA]に供給する変圧器の容量は。

 解答例

共用変圧器において、

単相20[kVA]の分担容量は20×2/3=13[kVA]

三相の分担容量は50/3=17[kVA]

よって、共用変圧器の容量は13+17=30[kVA]

また、専用変圧器の容量は1720[kVA]

したがって、20[kVA]の変圧器が二台と、30[kVA]の変圧器一台が必要になる。